マンションの権利調査の方法について[物件調査編35]

どうも、みなさん、こんにちは!

まずは登記されている権利の調査についてです!

マンションの権利関係の調査は一戸建てなどとは違った難しさがあります。それは、一つの不動産を共同で所有し利用しているからです。

権利は、基本的なことは登記されていますが、細かいものは登記されていません。まずは登記されている権利の調査から見ていきましょう!

登記されている権利は敷地と建物に分けることができるので、まずは敷地について見ていきます。

(1)建物の敷地

①区分所有建物の土地

区分所有建物の土地は建物の敷地といわれ、それは次の2種類のものがあります

a.建物が所在する土地

b.規約により建物の敷地とされた土地

建物の敷地と権利は次のように分かれます。借地権に関しては登記されていないケースが多いと思われます。

1.所有権(共有)

2.借地権・・・旧借地法が適用されるもの・・・地上権、土地賃借権

新借地借家法が適用されるもの・・・地上権、土地賃借権

②書類による確認

敷地は測量図等を使って境界を確認する。

敷地の利用に関する権利の調査は、登記簿でどのような権利が登記されているのか調べ、その権利の存在を現地で確認します。

確認の方法は、測量図や公図で調べますが、境界点は測量図を使い現地で調べます。

敷地の調査方法については物件調査編の最初の方で説明しているので、忘れたよという方はもう一度復習してみてくださいね!

③専有部分を探す

登記簿の権利部の甲区と乙区を読むとき、該当する「専有部分」を探します。

所有に関する権利については「甲区事項欄」に、所有権以外の権利については「乙区事項欄」に記載されています。

これらの権利は専有部分ごとに登記されていますので、必要な部分(この部屋だけを調べたいとか)を見ればいいでしょう。

所有権に関しては大きなマンションの場合、共有部分は分数で表示されていますが、分母も分子も桁数が相当多くなります。なので、転記ミスがないようにしっかり確認しましょう!

また、土地は合筆せずに数筆になっているものもありますので、登記簿は関係する筆についてはすべて調べなければならないのです。

とまぁ、マンションの場合は戸建の場合に比べ、規模も大きいので調べることも多くなります。大変ですが、頑張って学んでいきましょう。

次回は敷地の権利調査の続きと建物の権利調査の話になります。では!

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